MacでDribbble・Behanceのデザインポートフォリオをバックアップする方法
DribbbleやBehanceの自分のポートフォリオを、Macで高画質かつ検索可能なPDFへ保存します。Retina解像度と自動撮影で各プロジェクトページを記録できます。

このガイドでは、Dribbble、BehanceなどのWebポートフォリオを、Macで検索可能なPDFへ保存します。各プロジェクトページを開き、ブラウザを整え、同じ寸法で撮影し、書き出したファイルをプロジェクト名と日付で整理します。
PDFには、説明とレイアウトを含む公開時の見せ方が残ります。元のデザインファイルは別に保管してください。スクリーンショットのアーカイブは参照用であり、制作ファイルの代わりにはなりません。
要点: 各プロジェクトページを開き、長いページは自動スクロールしながらRetina解像度で撮影し、検索可能なPDFへ書き出します。
ProjectName_Platform_Date.pdfの形式で名前をそろえると、ローカルで整理しやすくなります。
ポートフォリオPDFに残るもの
ポートフォリオPDFには、公開した画像の順番、説明、タグ、レイアウトが残ります。これは、元のFigma、Photoshop、Sketchファイルが持つ情報とは異なります。
両方を保管してください。編集や高解像度出力には制作ファイルが必要です。PDFは、撮影日にプロジェクトがWeb上でどう見えていたかを記録します。
公開プロジェクトのURL一覧がある場合は、Website Captureで同じ撮影設定を各ページへ適用できます。1つのプロジェクトページを複数画面に分けて撮る場合は、以下のスクロール手順を使います。
Dribbbleプロジェクトを撮影する
Dribbbleには、1枚の画像を中心とする個別ショットと、複数画像と説明をまとめたプロジェクトページがあります。
個別ショット
- ブラウザで自分のショットページを開く。グリッド表示ではなく、ショットをクリックして詳細へ入る
- ページに、画像全体、タイトル、説明、タグ、追加画像が表示されることを確認する
- Shotomaticを開き、ウインドウ撮影からブラウザウインドウを選ぶ
- すべて1画面に収まる場合は、1枚だけ撮る
- 追加画像などが下へ続く場合は、キーレコーダーでPage Downを押し、間隔を1,000 msにする
- PDFへ書き出す
プロジェクトページ(Dribbble Pro)
Dribbbleには、関連する複数のショットをまとめて見せるためのプロジェクトページがあります。個別ショットより長く、詳しいページです。
- プロジェクトページを開く
- Page Downと1,200 ms間隔でウインドウ撮影を設定する。画像が多いため読み込み時間を取る
- ページ全体を撮影する
- PDFへ書き出す
すでに画像を撮り終えており、順番の確認と結合だけが必要なら、MacでスクリーンショットをPDF保存する方法をご覧ください。
Dribbbleポートフォリオ全体を順番に撮る
ショットが数十、数百ある場合は、手順を決めて進めます。
- Dribbbleのプロフィールページを開く
- 各ショットを新しいタブで開く。中クリックまたはCmd+クリックを使う
- ショットごとに詳細ページを撮影する
- 書き出した直後に
ProjectName_Dribbble_Date.pdfの形式で名前を付ける
手動の部分は残りますが、順序を決めて作業できます。30〜50ショットなら、全体の撮影に30〜45分程度かかる想定です。ページ長や読み込み速度によって変わります。
Behanceプロジェクトを撮影する
Behanceのプロジェクトは、Dribbbleのショットより長いことが一般的です。文章、制作過程の画像、完成物を決まった順番で並べた、ケーススタディ全体になっています。
標準のプロジェクトページ
- ブラウザで自分のBehanceプロジェクトを開く
- ページ全体の長さを確認する。大きな画像が20画面以上続く場合もある
- Shotomaticでウインドウ撮影を選び、ブラウザウインドウを指定する
- キーレコーダーでPage Downを押し、間隔を1,200 msにする
Behanceは高解像度画像を遅延読み込みし、スクロール時に表示します。速く撮りすぎると、代替表示や読み込み途中の内容が入るため、長めの間隔で各節の描画を待ちます。
- 開始をクリックし、Shotomaticにプロジェクト全体をスクロールさせる
- フッターまたはコメント欄へ着いたら停止する
- PDFへ書き出す
複数の節を持つBehanceケーススタディ
UX/UIポートフォリオに多い、詳しいケーススタディでは、次の設定を検討します。
- ブラウザウインドウを最大化する: レイアウトの横幅を広く撮れます
- Retina解像度を使う: Retina Macでは自動で2倍解像度になり、細部を鮮明に撮れます
- 間隔を1,500 msに延ばす: 画像の読み込みが終わらない場合に調整します
Behanceのムードボードと画像グリッド
画像が密集したグリッドやムードボードは、読み込みに時間がかかります。
- 撮影間隔を1,500〜2,000 msにする
- グリッド全体が入るよう、ブラウザの横幅を広くする
- 最初の数枚を確認し、画像の読み込みが完了してから続ける
デザイン作品に適した画質
Retina Macを使っている場合、Shotomaticはディスプレイのネイティブな2倍解像度で自動撮影します。MacBook Pro、MacBook Air、Retinaディスプレイ搭載iMacなど、多くの現行Macが該当します。
撮影結果には、次の特徴があります。
- 文字が鮮明: プロジェクト説明とケーススタディ本文の書体を読みやすく残せます
- 画像の細部が見える: 2倍で撮ったデザイン作品は、拡大しても画素が目立ちにくくなります
- 撮影画面の色を記録: PDFには描画されたページの色が入ります。ただし、ディスプレイとPDFビューアーによって見え方は変わります
ポートフォリオには、実用上可能な高い解像度を使い、すべてを処理する前に、書き出したPDFを通常の閲覧倍率で確認してください。
ファイルサイズについて: Retina撮影は、標準解像度より大きなファイルになります。一般的なBehanceプロジェクトページでは、15〜30 MBのPDFになる場合があります。画質とのトレードオフを考え、代表的な1件で容量を確認してください。
ファイル名を付ける
名前をそろえると、後から使えるアーカイブになります。次の形式を使います。
ProjectName_Platform_Date.pdf
例:
BrandIdentity_Dribbble_20260322.pdfMobileAppRedesign_Behance_20260322.pdfIconSet_Dribbble_20260322.pdfUXCaseStudy_Behance_20260322.pdfPackagingDesign_Dribbble_20260322.pdf
日付を入れる理由: ポートフォリオは変化します。Behanceのプロジェクトを更新し、新しい版も撮る場合、日付からPDFが表す時点を判断できます。
サービス名を入れる理由: 同じプロジェクトをDribbbleとBehanceへ異なる構成で載せる場合があります。サービス名があれば区別できます。
ポートフォリオのアーカイブを整理する
フォルダー構成
Portfolio Archive/
├── Branding/
├── UI-UX/
├── Illustration/
├── Motion/
├── Print/
└── _Archived/
サービス別ではなく、制作分野で分けます。「Behanceに載せたもの」より、「あのブランディング案件」と考えて探すことが多いためです。
_Archivedには、現在のポートフォリオから外したものの、保管しておきたい過去作品を入れます。先頭のアンダースコアにより、フォルダー一覧で上に並びます。
補足メモ
プロジェクトごとに、PDFと一緒に短いテキストファイルを残す方法もあります。
ProjectName_notes.txt
記録する項目:
- 顧客名(該当する場合)
- 完成年
- 使用ツール
- 制作ファイルの保存場所
- 元の公開URL
こうしたメタデータはスクリーンショットに入らないものの、アーカイブの重要な文脈になります。
ほかのポートフォリオサービス
同じ撮影方法は、さまざまなWebポートフォリオへ応用できます。
Cargo
Cargoでは、独自レイアウトと特殊なスクロールを使うことがあります。まずPage Downを1,200 ms間隔で試し、画面遷移に時間が必要なら延ばします。
Adobe Portfolio
Adobe Portfolioは、比較的単純で撮りやすいレイアウトです。ウインドウ撮影と1,000 ms間隔のPage Downという標準設定から試せます。
個人サイト(Squarespace、WordPress、独自制作)
自分のサイトにポートフォリオがあっても、PDFのバックアップは役立ちます。Webサイトにはホスティングが必要で、ドメインは更新があり、CMSにも保守が必要です。PDFなら、こうした依存関係とは別に見た目の記録を残せます。
Figma/Notionのポートフォリオページ
FigmaやNotionをポートフォリオに使う人もいます。どちらもWebで表示できるため、ブラウザでページを開き、ウインドウ撮影でスクロールし、PDFへ書き出す同じ方法を使えます。自分が閲覧、保存を認められている内容だけを対象にしてください。
ポートフォリオをきれいに撮る
ブラウザの横幅を広くする。 デザイン作品には十分な表示幅が必要です。ブラウザを最大化するか、少なくとも幅1,200ピクセルにし、意図したレイアウト全体を撮ります。
アカウントの表示状態を選ぶ。 ログイン中は、自分の作品に編集ボタンや管理用の表示が出る場合があります。公開状態をきれいに残すならログアウトし、ログイン中でも問題がなければそのまま撮ります。
ポップアップとバナーを閉じる。 撮影前に、プランの案内、Cookie通知、通知許可などを閉じます。
グリッドではなくプロジェクトページを撮る。 ポートフォリオの一覧にはサムネイルしかありません。詳しい見せ方がある個別ページを撮ります。
画像の読み込みを確認する。 開始前にページ末尾まで一度手でスクロールし、遅延読み込み画像を表示します。先頭へ戻ってから自動撮影すると、キャッシュ済みの画像を読み込みやすくなります。
定期的に更新する。 四半期ごと、または新しい作品を追加したときに再撮影する予定を入れます。2年前のバックアップには、最近の作品がありません。
よくある質問
DribbbleやBehanceから自分のファイルを直接ダウンロードできますか?
Dribbbleでは、自分がアップロードしたショットを画像としてダウンロードできますが、説明、コメント、レイアウトを含むプロジェクトページ全体は取得できません。Behanceの書き出し機能も限られます。スクリーンショットなら、オンラインで公開した見た目を記録できます。
ポートフォリオPDFの容量はどのくらいですか?
一般的なプロジェクトページをRetina解像度で撮ると、画像数とページ長によって10〜30 MB程度になる場合があります。50プロジェクトなら、およそ500 MB〜1.5 GBです。実際の容量は、代表的な1件を撮って見積もってください。
撮影画像は印刷に十分な画質ですか?
Retinaスクリーンショットは2倍解像度で、画面上の閲覧や参照には高い品質を得られます。元の制作ファイルと同じ解像度にはなりません。バックアップと参照用であり、印刷入稿用データの再作成には向きません。
サービスのレイアウトが変わったらどうなりますか?
日付入りPDFは、撮影時にページがどう見えたかを記録します。サービスの再設計後に参照できますが、操作や元の制作素材までは保存しません。
ほかのポートフォリオサービスでも使えますか?
はい。Cargo、Adobe Portfolio、Squarespace、個人サイトなど、ブラウザで表示でき、撮影を認められているWebポートフォリオに同じ方法を使えます。独自のスクロールや読み込みには設定を調整してください。
ポートフォリオページを保存する
まず1つのプロジェクトで、画像、キャプション、遅延読み込み部分が正しく表示されるか確認します。問題がなければ、同じブラウザ幅と命名規則で残りを撮影してください。
Shotomaticをダウンロードするか、料金を確認してください。
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