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スクリーンショット解像度

スクリーンショット解像度は、撮影した画像のピクセル寸法、つまり幅×高さを表します。画像の細かさ、鮮明さ、ファイルサイズに影響します。

解像度と画質

解像度は、スクリーンショットの見た目を左右する基本的な要素です。高解像度の画像には多くの画素があり、細部や文字、曲線を鮮明に残せます。解像度が低いと、文字の輪郭がぎざつき、細い線が消え、小さなUI要素が読みにくくなります。

同じ表示内容なら、見える範囲あたりの画素が多いほど、細部を記録できます。同じWebページを撮影した2,880×1,800ピクセルの画像には、1,440×900ピクセルの画像の4倍の画素があります。同じ物理サイズで表示すると、高解像度版のほうがはっきり見えます。

ドキュメント、マーケティング、印刷に使うときは、特に重要です。見る人が拡大したり、デザイナーが一部を切り出したり、印刷で多くの画素が必要になったりします。最初に高い解像度で撮れば、後から縮小できます。一方、低解像度の画像へ本物の細部を後から足すことはできません。

解像度を決める要素

スクリーンショットのピクセル寸法は、複数の要素で決まります。

  • ディスプレイ解像度: モニターや画面のネイティブ解像度です。全画面撮影なら、4Kディスプレイは最大3,840×2,160ピクセル、1080pディスプレイは最大1,920×1,080ピクセルです
  • デバイスピクセル比(DPR): 高密度ディスプレイではDPRが2倍や3倍になり、論理ビューポート寸法へ掛け合わされます。幅1,440ピクセルのビューポートを2倍画面で撮ると、幅2,880ピクセルになります
  • ビューポート寸法: ブラウザ撮影では、ビューポートが論理的な撮影範囲を決めます。ビューポートが広いほど、スクリーンショットも広くなります
  • 撮影ツールの設定: 初期解像度を上書きし、カスタムDPRや、実ディスプレイに依存しない描画寸法を指定できるツールもあります

自動撮影では、これらを固定すると出力をそろえられます。DPRとビューポート寸法を決めておけば、実行するパソコンが変わっても同じ条件で撮りやすくなり、担当者ごとのディスプレイ差を減らせます。

解像度とファイルサイズ

解像度が上がると、ファイルも大きくなります。幅と高さを2倍にすると画素数は4倍になり、形式と圧縮率による差はあるものの、容量も増えます。

可逆圧縮のPNGは、画素数におおむね比例して大きくなります。同じ内容でも、2,880×1,800ピクセルのPNGが5〜10 MB、1,440×900ピクセルなら1〜2 MBになる場合があります。非可逆圧縮のJPEGやWebPは、重複する情報を省くため増え方が緩やかですが、大きい画像ほどファイルも大きくなります。

この違いはWeb配信で重要です。ランディングページへ10 MBの画像を配信すれば、読み込みが遅くなります。最初から低解像度で撮るのではなく、高解像度で撮ってから用途に合わせて最適化します。適切な画質で圧縮し、対応環境にはWebPを使い、レスポンシブ画像のマークアップで端末に合うサイズを配信します。

実際の制作では、スクリーンショット解像度を、たまたま使った画面任せにせず、事前に決めます。目標ビューポート、DPR、書き出し形式をそろえると、社内比較がしやすくなり、公開前のやり直しも減らせます。

よくある失敗

  • DPI画面で1倍撮影する: ツールによっては物理ピクセルではなく論理ピクセルで撮り、画面が表示できるものより低い解像度になる場合があります。ネイティブDPRで撮れているか確認します
  • 低解像度の画像を拡大する: 1倍画像を2倍寸法へ広げても細部は増えません。画素を補間するため、ぼやけたりにじんだりします。後から拡大せず、必要な解像度で撮影します
  • どの用途でも最大解像度を使う: 幅200ピクセルのサムネイルへ3倍画像を使うと、通信量と保存容量を無駄にします。最大表示寸法に、トリミング用の適度な余裕を加えた解像度を選びます
  • 撮影後に圧縮しない: 高解像度画像は大きくなります。共有や公開前に圧縮しないと、通信量と保存容量が増えます。文字中心で可逆圧縮が必要ならPNG、写真中心で非可逆圧縮を許容できるならWebPまたはJPEGを使います

よくある質問

スクリーンショットの解像度はどのくらいですか?

ディスプレイとデバイスピクセル比によります。標準的な1080pモニターの全画面撮影は1,920×1,080ピクセルです。同じ論理解像度でも2倍のRetinaディスプレイなら3,840×2,160ピクセルとなり、画素数は4倍です。

ほかの画面でスクリーンショットがぼやけるのはなぜですか?

1倍解像度で撮った画像を2倍のRetina画面へ表示すると、ブラウザやビューアーが拡大するため、ぼやけることがあります。高密度画面での鮮明さが必要なら、2倍解像度で撮影します。

解像度は高いほど常に高品質ですか?

解像度が高いほど画素と細部は増えますが、ファイルも大きくなります。Webページ上で小さく表示するだけなら、追加の解像度は見た目をほとんど変えず、容量だけ増やす場合があります。用途に合う解像度を選びます。

高解像度のスクリーンショットを撮るには?

高DPIディスプレイを使う、ブラウザのDevToolsでデバイスピクセル比を上げる、カスタム解像度に対応する撮影ツールを使う方法があります。ホスト側の画面とは別に出力寸法やDPRを指定できるツールもあります。

マーケティング用スクリーンショットにはどの解像度が適していますか?

Web向けなら、表示寸法の2倍で撮ると、標準画面とRetina画面の両方で鮮明に表示しやすくなります。印刷向けでは、目的の印刷サイズで少なくとも300 DPIになるピクセル寸法を確保します。媒体の入稿仕様も確認してください。

出典

関連資料

スクリーンショット解像度とは | 用語集 | Shotomatic