ステップ形式のスクリーンショットガイドと画面収録、どちらを使う?
動き、音声、編集、読者の使い方を基に、チュートリアル、サポート、ドキュメントにスクリーンショットガイドと画面収録のどちらを選ぶか解説します。

ステップ形式のスクリーンショットガイドと画面収録は、どちらもビジュアルドキュメントですが、読者の使い方が異なります。ガイドなら、1つの操作で止まり、自分のペースで先へ進めます。画面収録には、動き、タイミング、音が残ります。
撮影前に、完成物を参照資料にするのか、実演にするのかを決めましょう。ここでは、各形式に残る情報、更新方法、両方が必要な場面を比べます。
要点: 繰り返し行う作業、すばやく調べる参照資料、順番付きの説明にはスクリーンショットガイド。動き、正確なタイミング、音声がなければ作業を理解できない場合は画面収録を使います。
スクリーンショットガイドと画面収録の比較
| 比較項目 | ステップ形式のスクリーンショットガイド | 画面収録 |
|---|---|---|
| 読者の使い方 | 操作を1つずつ進める | 連続した流れを見る |
| 得意な表現 | 画面、操作項目、値、結果 | 動き、タイミング、カーソル移動、画面の変化 |
| 音声 | 通常は文章で説明 | ナレーションやシステム音声を含められる |
| 1つのステップを探す | 見出しやページを一覧する | タイムラインを移動する |
| 編集 | 個別のステップを削除・差し替え | クリップを切り、新しい動画を書き出す |
| UI変更後の更新 | 影響するスクリーンショットだけ差し替える | 該当部分を再収録または編集することが多い |
| 共有 | ヘルプ記事、PDF、文書、画像一式 | 動画ファイル、リンク、埋め込みプレーヤー |
| オフライン/印刷 | 扱いやすい | 再生する端末が必要 |
すべてのチュートリアルに一方の形式が優れているわけではありません。読者が後から参照するならガイド、操作が進む様子を見る必要があるなら画面収録を選びます。
繰り返し行う作業にはスクリーンショットガイド
読者が明確な一連の操作を再現する場合、スクリーンショットガイドが役立ちます。各ステップで該当画面を示し、クリックする場所をマークして、次に起きることを説明できます。
よくある例は次のとおりです。
- 設定を変更する
- フォームを入力する
- チームメンバーを招待する
- ファイルを書き出す
- サポートやトラブルシューティングの手順を実行する
読者はガイドとアプリを並べて開き、動画の数秒間を覚えようとせずに行き来できます。1週間後に読み直す場合も、必要な1ステップだけを探せます。
印刷する、チケットに添付する、PDFで保管する、既存のナレッジベースに掲載する文書にも、スクリーンショットガイドが向いています。
動きが重要なら画面収録
2つの画面状態の間に役立つ情報がある場合は、画面収録のほうが適しています。静止画ではパネルの移動後を示せても、どのようにドラッグしたか、変化にどのくらい時間がかかったかまでは伝わらないことがあります。
次の内容には動画を使います。
- ドラッグ&ドロップ
- アニメーションやジェスチャー操作
- タイミングに依存する不具合
- 音声解説やシステム音声
- 進める速さも学習内容に含まれる実演
動画には連続した文脈も多く残ります。カーソルが動き、画面が反応し、次の操作が始まるまでを、フレーム間の空白なしで見られます。
一方で、1つの設定を探す視聴者は、録画の中を移動しなければなりません。小さなUI変更でも、該当部分の編集や再収録が必要になることがあります。
編集と更新
スクリーンショットガイドは、独立したステップの並びとして編集します。重複の削除、古い画面1枚の差し替え、文章の変更、ページの移動を、他のステップに触れずに行えます。
画面収録はタイムライン上で編集します。不要な時間の削除、個人情報の非表示、ナレーションの修正、古い部分の差し替えには、通常、動画エディターと再書き出しが必要です。
ソフトウェアが頻繁に変わるほど、この違いが目立ちます。ボタンが1つ移動した場合、スクリーンショットガイドなら画像1枚の差し替えで済むかもしれません。動画では、前後のタイミングとナレーションに合う新しいクリップが必要になることがあります。
動き自体が説明なら、動画編集には手間をかける価値があります。編集時間をどんな場合も減らすのではなく、読者が必要としない情報まで収録しないことが大切です。
プライバシー確認
どちらの形式にも、通知、顧客情報、アカウント名、無関係なウィンドウが写る可能性があります。撮影前にきれいなテスト用アカウントを用意し、非公開の資料を閉じてください。
スクリーンショットなら、書き出す前に含まれるフレームを1枚ずつ確認できます。不要なフレームを削除し、必要に応じて情報を隠せます。動画では個人情報が一瞬だけ出ることもあるため、共有前にタイムライン全体を見直してください。
どちらの場合も、可能ならサンプルデータを使い、編集プレビューだけでなく書き出した結果を確認します。
動きが必要な1ステップだけ動画を加える
すべての説明を同じ形式に押し込むより、併用したほうが分かりやすいことがあります。スクリーンショットガイドを主な参照資料にして、動きやタイミングに依存する操作にだけ短いクリップを追加します。
たとえばデザインツールのガイドでは、パネルを開く、設定を選ぶ、結果を確認する操作をスクリーンショットにできます。その間のドラッグ操作だけを10秒の動画で示します。
静止画で説明しにくい部分を失わず、主な手順は一覧しやすい状態に保てます。
撮影前に決める
読者が説明を見ながら作業する、または後から1ステップを探すならスクリーンショットガイドを選びます。動き、タイミング、連続した操作を見なければ理解できないなら画面収録を選びます。
動きが必要なのが1つの操作だけなら、主なガイドはスクリーンショットにし、その操作だけに短い動画を追加します。手順説明ではなく、長い作業セッションを短く振り返ることが目的なら、画面収録とスクリーンショットのタイムラプスの比較をご覧ください。
Action Captureでスクリーンショットガイドを作る
Shotomatic Action Captureは、確定したクリックの直前に操作対象の状態を保存し、クリック位置をマークします。セッション後にページ順を確認・編集し、PDF、PNG、JPG、WebP、ZIPに書き出せます。FreeにはText、図形、Line、Arrow、Framing、Action Focusがあります。Proでは5ステップのセッション上限がなくなり、Blur、Click Marker、Step Numbersも使えます。
この方法は、別の人が1つずつ実行する手順に適しています。動き、タイミング、音声が必要な場合は、画面収録の代わりにはなりません。
全手順は、Macでクリックからステップ形式のガイドを作る方法をご覧ください。Action CaptureとShotomaticの機能一覧で詳細を確認し、現在のプランは料金ページに掲載しています。操作ではなく時間を基準に撮影する場合は、Macのスクリーンショット自動化をご覧ください。
よくある質問
チュートリアルにはスクリーンショットと画面収録のどちらが適していますか?
読者が自分のペースで繰り返す作業には、通常スクリーンショットが向いています。動き、タイミング、音声、連続した文脈が説明に必要なら画面収録が適しています。
ステップ形式のスクリーンショットガイドを使うのはどんな場合ですか?
設定、フォーム、サポート手順、オンボーディングなど、各操作を明確な画面状態として示せる作業に使います。
画面収録を使うのはどんな場合ですか?
ジェスチャー、アニメーション、ドラッグ&ドロップ、音声解説、タイミングに依存する不具合など、画面状態の間の動きが重要な説明に使います。
スクリーンショットと動画を併用できますか?
できます。スクリーンショットガイドを主な参照資料にし、静止画では動きやタイミングを説明しにくいステップだけに短い動画を追加します。
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